『被雇用者補償条例』(僱員補償條例)付表2日本語翻訳 Employees’ Compensation Ordinance Japanese Translation Part2

Updated: Jun 6

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香港労災認定対象表『被雇用者補償条例』(僱員補償條例)付表2日本語翻訳Employees’ Compensation Ordinance
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解説


付則2は、労災認定される職業病を明記している。ここでの32条の施行の為の所定期間(訂明期間)とは、労災発生日に近接するその日までの従事期間である。この期間内であれば、いかなる時間であれ、その雇用された仕事の性質が原因で労災が発生したのだから、たとえそれまでに複数の異なる雇用主に雇用されていたとしても補償の対象になる。

またご覧の様に、先の20022003年のSARS(サーズ)は明確に香港で職業病と認定され、労災補償の対象になっている。これは、単なる法定シックリーブ一般とは別概念(そもそも風邪を引いて休んだり、歯医者へ行く程度で利用するシックリーブで対応は不十分)であるし、今回のCOVID-19 (SARS-COV2)に関して職業病への認定を要求する声は正当である。

なぜなら、SARS (774名死亡) を超える感染力でより多くの人的損害(234,496名死亡;202051日現在)とパンデミックを引き起こしたSARS-COV2に関して、労災認定しないと言う客観的基準がないからである。

客観的基準は、その危機の深刻度である。この両者の死亡数の差異が、それを労災認定しない香港政府のとんでもない官僚主義の、実際と乖離した深刻度(SARS時よりも約296倍もの現実との乖離度)を体現している。この労災認定問題は、香港政府の政治的危機を客観的に示している。言い換えると、縁故資本主義は、SARS時よりも296倍も深刻だと言う事である。つまり、香港の資本家階級の政治的な影響力は、SARS時よりも約296倍も強大になっている証でもある。労働者階級の政治的影響力は、正反対にSARS時よりも296分の1に縮小していると言える。この価値判断は、未だ解決できない逃亡犯引渡し条例のカラー革命における買弁階級の抑制の効かない日和見的な支援と司法への介入にも露骨に示されている。

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『被雇用者補償条例』(僱員補償條例)付表2


第282章 《僱員補償條例》


職業病の概要;職業、工業、生産工程の性質;第32条の施行の為の所定期間

A 物理的要因によるもの

A1 電磁放射線(放射熱を除く)または電離粒子によって引き起こされる皮膚、皮下組織または骨の炎症、潰瘍、または悪性疾患、または血液の質の低下、または白内障。いかなる電磁放射(放射熱を除く)あるいは電離粒子へ身を曝す事を伴うすべての職業。10年。

A2 熱性白内障: 溶融または高温の物質からの光への頻繁または長期身を曝す事を伴う職業。3年。

A3 減圧症、気圧外傷、骨壊死を含む気圧病:圧縮空気または希薄空気またはその他のガスまたは混合ガス下での作業に関連する職業。1年、関節炎を患っている場合は5年。

A4 反復運動による手または前腕のけいれん:長期にわたる手書き、タイピング、または指、手、腕を使った繰り返しの動きを必要とする職業。1年。

A5 手の蜂巣炎(手潰瘍):手に激しいまたは長期間の摩擦やストレスが生じる肉体労働が関与する職業。1年。

A6 膝または周囲の部分への重度または長期の外部摩擦または圧力によって引き起こされる滑液囊炎または皮下蜂巣炎(膝潰瘍):膝または周囲の部分に重度または長期の外部摩擦またはストレスを引き起こす肉体労働を伴うすべての職業。1年。

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