香港労働法 Hong Kong Labor Issues #67 日本人のための香港労働問題研究:強制隔離検査下での不当解雇問題

Updated: Feb 4

葵涌邨夏葵樓的陳小姐案件的核心是即時解僱的錯誤方式,而不只是不合理解僱或拖欠問題。

FILE PHOTO: Rage Image Source © Envato


労働ニュース及び政策上の変化或いは特色


2020年1月23日に第一波が開始して以降、第5波(2021年12月15日のアクティブケース計104件以来増加の一途)下の2022年1月27日には、香港のコロナ感染者は1日当たりの史上最多の164件の感染数の記録を出した。


親中・反中の二元論を問わず最新のメディア攻勢の全体の特徴は、市民へのウィズコロナ政策への価値観の転換促進と準備である。ウィズコロナの観念は、密かにレッセフェールや集団免疫路線よりも、防疫と経済活動の両立の観念にすり替えられている。後者の観念から測れば、中国大陸の防疫の二大観念になっているゼロコロナ(清零)と動態ゼロコロナ(動態清零)の内、香港政府が公式に採用している動態ゼロコロナ(動態清零)が、実は元々ウィズコロナ政策であると言う事が自覚される。重点は、後者が前者を目標にしていないからである。台湾政府側も同様にこれを半ウィズコロナと形容し採用しているのが実際である。


動態ゼロコロナ(動態清零)とは、半ウィズコロナや隠れウィズコロナ政策とも言えるし、ウィズコロナ政策の別表現とも言える。その本義は、早期発見、早期診断、早期隔離、早期治療、果断にコミュニティ内での蔓延を防止するという政策概念というか、スローガンである。それは実践においては防疫と経済活動の両立であり、ゼロコロナを教条的な目標にはしていない。それは言い換えると、ゼロコロナの放棄でもある。しかし、極端な棄民政策をそのまま意味はしていない。ウィズコロナは、防疫と経済活動の両立という合理性、バランスにおいて正しく、問題なのはあからさまな棄民政策自体である。


であるからして、現在の価値観・世論の転換の過程は現行の政策の転換ではなく、元々から香港や台湾政府が採用してきた大陸とは異なる防疫政策の実態の顕在化と言えるし、自覚の過程である。ここからも、公平に述べれば


単に中国の防疫政策をゼロコロナだけというのは一面的であり、中国は既に二大防疫概念を弁証法的に採用している。 

それらに対して、「入国制限を全廃せよ」(西側はコロナ対策で入国制限を全廃していない)とか「金融機関の重役、管理職がそのために離職せざるを得ない」(重役や管理職は香港内に物理的にいなくても、インターネット時代で他国からも業務は可能)云々というのは西側のプロパガンダであり、逆に香港も台湾もこれまでの防疫の免除対象からオミクロンの様な変異株の侵入があった事が批判されているのと対をなす。


日本に関しても、ウィズコロナ政策であり、その目玉であるワクチン・検査パッケージに関しては、日本政府側はファイザーのワクチンを接種しても感染が防止できないからではなく、検査キットの不足で全面的に実施ができていないだけである。しかし、コロナ禍で従来の感染防止というワクチンの伝統的な観念が変更されているのは事実である。このワクチン・検査パッケージは、検査キットを自ら市民が購入する必要のない香港では全く問題になっていない。さらに、緊急事態宣言と蔓延防止等重点処置の政策的な使い分けもない。それでも、共通しているのはシノバック・バイオテックでも、ファイザーのワクチンでも接種後の死者に関しては基本的に因果関係を判定できない(因果関係ナシ)として基本処理している点である。


ワクチン問題で最も重要な点は、感染防止の有効性、副作用や後遺症、安全性及び薬害補償への懸念のあるワクチン接種は、あくまで国民、市民の自己判断であり、それに対する不利益待遇は違憲・違法という正常な人権の価値観が、例えば米国の連邦最高裁の2022年1月13日の画期的な判決(企業への接種義務化阻止)によって死守された点である。

これは、コロナ禍で最も突出した民主主義的、人道的な精神の発露であり、やはり米国が最も優れた民主社会であると肯定できる感動的な現象である。それに対して、香港ではワクチン・パス「疫苗通行證」(旧称ワクチン・バブル「疫苗氣泡」)として、強制接種を段階的に押し出して、2022年2月24日にはワクチン接種なしには外食もできなくなる締め付けの拡大傾向(非接種者への不利益待遇である上に、ワクチンの不良在庫の一斉処理)にあるが、企業への一律の接種義務化は行政長官のキャリー・ラムによって明確に否定されている。これは、米国の判例が岩盤になってくれているので当面突き崩されるという見込みはない。もちろん、同時に全民強制接種がお国柄、戦時下などの非常事態の個別の事情によっては戦略的に必要になる政治のリアリズムは一概に否定できないが。正直のところ、香港では全民強制検査や隔離やいわゆるロックダウンは人手不足でできなくても、全民強制接種だけは依然可能である。


こうなると、何がワクチン接種に代替して市民の生活上の制限解除の条件になるのかは明白である。それは、他ならぬ陰性証明である。この重要さが、日本でも、香港でも政策的に軽視あるいは、無視されている。感染しなければ、他者を感染させることもなく、副作用や後遺症の危険も重症化率も死亡率もゼロのままであるし、医療・隔離システムへの負担もゼロであるから、感染しないのがベストである。そして、この点を社会的に保証するのが陰性証明である。


以上が、香港の防疫政策全体に関する重点である。


事実関係


1. 來自民間的非政府組織「基層願景」今日(26日)公布「基層公民生活狀況調查」結果,指政府近期防疫工作上對「動態清零」的取向,結果令基層收入大受影響,停工、減薪、被放無薪假等情況屢見不鮮。調查又發現,近40%的受訪者表示收入有所減少;80%受訪者指過去2年生活都變得更差或變得非常差,團體建議政府應調高最低工資至生活工資水平,訂立短期失業援助政策等。基層願景在2022年1月進行調查,並收集了1,418份有效問卷。其中近40%受訪者表示相比去年的家庭平均每月收入有所減少,減少收入幅度介乎2,001至3,000港元;有86人的收入更下跌逾1萬港元,超過50%住戶指減少的主要原因來自工作時數減少導致薪金減少。另外,近50%受訪者稱,對於家庭開支感到壓力非常大,平均壓力指數為4.2(5分為壓力非常大),而面對沉重開支負擔,有80%受訪者在過去2年生活都變得更差或變得非常差,而且近60%受訪者亦指出對目前的生活傾向不滿意及不穩定。隨着疫情不斷反覆及困擾下,面對生活的經濟壓力,衣物及日常家庭開支、食物、住屋,均是各基層市民的壓力源頭之一,有超過60%的受訪住戶認為以上3項皆為最大壓力的範疇。(1)


2. 過去1周本港市民合共接種了近1,079萬劑新冠疫苗。已接種最少1劑疫苗的市民約525萬名,佔全港12歲或以上人口的77.9%。衞生署共接獲6,793宗異常事件報告,佔疫苗接種總劑量的0.06%。就涉及接種疫苗人士的死亡個案,包括61宗涉及曾經於離世前14日內接種疫苗,佔疫苗接種總劑量的0.0006%,沒有死亡個案顯示與接種疫苗有關聯。(2)


3. 香港特區當局近日改變口風,抗疫政策目標由「清零」變成「動態清零」,但此四字真言根本有違事實,因為「動態清零」既代表無法「清零」,而原本用來「清零」的抗疫辦法卻如鐵板一塊,毫無「動態」可言。根據大陸官方的說法,「動態清零」包括三方面*:一是及時主動發現傳染病源,不論感染者有症狀還是無症狀;二是發現病例後,盡快採取公共衛生和社會干預措施,控制疫情擴散;三是有效救治,減少重症及死亡發生。上述三點都不提「清零」,不啻否認「清零」是目標,過往的規矩—連續二十八天沒有新症等於徹底清除疫症,亦不再提及。新說法的目的是「追求最大限度地統籌社會經濟發展和疫情防控」,不外表明決心,沒說達到「清零」的目標。(3)


4. 香港一項民意調查顯示,有65%市民認為應對新冠疫情作出「與病毒共存」的策略研究或準備,21%市民認為不應該。民主黨醫療政策發言人袁海文認為,結果反映市民相比兩個月前更贊同「與病毒共存」,當局應認真考慮市民的意見。

該項民調由民主黨分別在去年11月與今年的1月進行,第二次調查時間為2022年1月14日至23日,其時第五波疫情已經爆發。以語音隨機抽樣訪問的603名市民就同一問題的調查結果顯示:兩個月前認為要「與病毒共存」的市民有42%,最新則為65%,上升了23%。(4)


5. 新冠變種病毒病例激增,但感染者大多為無症狀及輕症,台灣輿論認為未來接受與病毒共存的聲音湧現。執政的民進黨上周公布的黨內民調指出,有56%的台灣民眾認為不需要升到三級警戒(即全台餐廳禁止內用等),37%的民眾則認為需要升級。除此之外,57%的民眾能接受「與病毒共存」,34%的台灣民眾則支持「清零」,沒有意見8%。民進黨秘書長林錫耀說,民調數字顯示台灣民眾防疫觀念在轉變。長期參與台灣疫苗政策規劃的李秉穎向BBC解釋,所謂輕症患者不送到醫院,在去年台灣本土疫情爆發時,就這樣做了,「這是為了整理出重症病房給重症患者。目前為止還是以清零為主。他說,雖然民間對於清零或完全開放有兩種聲音,是因為我們還在這條道路中間。」李秉穎也告訴台媒,台灣仍有20%的人口尚未接種新冠疫苗,若受到感染,等於有五分之一的人會出現重症及死亡,目前凖備很多專責病房,便是憂慮這種情況發生。雖然根據民進黨民調,超過半數台灣民眾接受未來逐漸與新冠病毒共存。但是,對於台灣經濟命脈半導體科技業來說,對於病毒態度仍是戒慎。有分析稱,原因在於,不僅是經濟因素,台灣的晶片半導體產業攸關台灣區域安全,在美台日於半導體戰略合作越來越緊密的情況下,蔡英文政府正全力防堵疫情影響半導體產業,尤其在兩岸關係處於緊繃的狀態下。譬如,台南目前於某科技大廠擔任研發主管的孟小姐(經要求化名)向BBC解釋,以公司的角度是不希望政府防疫升級,因為如此將會導致公司作業困難。孟小姐說,現在的情況已經影響很多公司內部作業,「例如啟動在家工作,但公司會因為機密文件問題,在外部就無法開一些文件跟內部系統作業。尤其對我們半導體廠端影響大。」(5)


6. The Biden administration is formally withdrawing its vaccine and testing mandate for businesses, after the Supreme Court blocked the requirements earlier this month.

The Occupational Safety and Health Administration will pull the rule for businesses effective Wednesday, Jan. 26, the agency said in a statement posted to its website Tuesday. The Supreme Court’s conservative majority, in a 6-3 decision, ruled that OSHA had exceeded its authority. “Although Congress has indisputably given OSHA the power to regulate occupational dangers, it has not given that agency the power to regulate public health more broadly,” the court wrote in an unsigned opinion. The Biden administration is ending its legal battle over the mandate — at least for now. OSHA will ask the U.S. Court of Appeals for the 6th Circuit to dismiss all cases related to the mandate, according to a Labor Department spokesperson. The administration had faced dozens of lawsuits from Republican-led states, private businesses, religious groups and national trade associations. The 6th Circuit has jurisdiction over those cases. Under the defunct rule, businesses with 100 or more employees had to ensure their employees were fully vaccinated, or submitted a negative Covid test weekly to enter the workplace. It would have covered some 80 million private-sector employees. Hospitals around the U.S. are grappling with a surge of patients infected by the highly contagious omicron variant. There are about 155,000 patients in U.S. hospitals with Covid, according to a seven-day average of Department of Health and Human Services data, higher than peak levels seen last winter but down 2.4% from one week ago. Many hospitals are facing staff shortages as health-care professionals are forced to call out sick after getting infected with the omicron variant.

“Many places across the country are getting to the point where even their backup staff are getting sick,” Dr. Gillian Schmitz, president of the American College of Emergency Physicians, told CNBC earlier this month. “Pretty much the whole country right now is feeling this surge of cases that is impacting staffing.” (6)


7. 要看到,“動態清零”不是“零感染”,而是在常態化防控階段要最大限度早發現、早診斷、早隔離、早治療,堅決防止出現疫情社區持續傳播。在沒有出現本土病例時,保持高度警惕﹔在出現本土病例時,及時發現、快速處置、精准管控、有效救治。堅持“動態清零”,既能有效控制疫情發生與擴散,最大限度減少感染、發病和死亡,避免醫療資源擠兌,又能最大限度縮小疫情影響范圍,減少疫情對經濟社會的影響。可以說,“動態清零”較好地平衡了疫情防控和經濟社會發展之間的關系,能夠讓我們以最小成本取得最大成效,有力保障群眾生命健康和經濟社會發展。就此而言,我們必須堅持“動態清零”不動搖,在“科學精准”上下更大功夫,疫情發現一起就徹底扑滅一起。 (7)


8. 林鄭月娥指出,政府須以更嚴厲措施提升疫苗接種率,食物及衞生局局長陳肇始早前已預告擴展疫苗氣泡的要求,市民進入處所或參加活動都要先接種疫苗,12歲以下或持有醫生證明不宜接種疫苗者則可獲豁免。消息公布後,前往接種疫苗的市民有所增加,已接種首劑疫苗的市民比率為72.9%。接種人數昨日更創近期新高,近18,000人接種首劑疫苗,逾15,000人接種第三劑疫苗。林鄭月娥說,疫苗接種率必須大幅提升,以期今年克服疫情,讓市民恢復原有生活,並為通關創造有利條件。就此,她宣布疫苗氣泡要求將於下月24日落實。疫苗氣泡屆時不再局限於一般受香港法例第599F章規管的表列處所,也涵蓋學校和文康設施,例如康樂及文化事務署轄下的公共圖書館和博物館。 (8)


9. The administration's workplace vaccine mandate would have required workers to receive a Covid-19 shot, or be masked and tested weekly at their own expense. It would have applied to workplaces with at least 100 employees and affected some 84 million workers. It was designed to be enforced by employers. Opponents, including several Republican states and some business groups, said the administration was over-stepping its power with the requirements, which were introduced in November and immediately drew legal challenges. […]


In a 6-3 decision, the justices agreed with that argument, saying that the workplace safety rule for large employers was too broad to fall under the authority of the Department of Labor's Occupational Health and Safety Administration to regulate workplace safety.

"Covid-19 can and does spread at home, in schools, during sporting events, and everywhere else that people gather," the court's majority wrote.


"That kind of universal risk is no different from the day-to-day dangers that all face from crime, air pollution, or any number of communicable diseases."

"This is no 'everyday exercise of federal power,'" they added. "It is instead a significant encroachment on the lives - and health - of a vast number of employees."

The more limited rule concerning more than 10 million staff at healthcare facilities that receive government funding did not pose the same concern, they decided, by 5-4.

That said imposing conditions on recipients of public money fit "neatly" into the authority of the Secretary of Health and Human Services. (9)


重要:コロナ検査のための強制封鎖検疫中に職員を解雇するのが妥当か否か


本論考で取り扱う個別の具体的な問題は、2022年1月25日から300人超のクラスターのために5日間強制封鎖となった葵涌邨の夏葵樓居住のパン屋の職員が不当解雇された問題である。この個別の問題は、香港の労働法制の本質を顕在化させた事件であり、これまでコロナ検査のための強制封鎖中に当該職員を解雇するのが妥当か否かという判例、前例が存在しない中で発生した。


ちなみにコロナ(COVID-19)が労災対象になっていない香港で、この場合その事は問題にならない。当該職員は感染していないからである。


2022年2月4日には、立法会人力事務委員会で強制隔離検査中の被雇用者にはシックリーブ付与する形での雇用条例の修正が提議されたが、修正案自体の検討段階を出ていない。


嘗ては衛生署が指針に基づいて、サーズの期間に病欠(シックリーブ)証明書(病仮紙)を発行していたという。しかも、解雇禁止を直接提議せず、間接的にシックリーブを具体的な傷病ではなく、純粋な検査自体にも付与するという資本に忖度した形はそれが「可能」とするのか、または強制力をどれほど持つのかなどの細部が依然憂慮される。

事実関係


10. 葵涌邨多座大廈住戶居家隔離,有居民報稱被即時解僱。有立法會議員建議當局緊急立法保障僱員;勞工處回應指,僱主不應基於僱員要居家隔離或強檢而解僱員工,否則可能構成不合理解僱。住在夏葵樓的陳女士在美孚一間麵包舖工作七年,星期二開工期間收到禁足的消息,與上司商量好隔離後的復工安排,收工時就突然被解僱。夏葵樓居民陳女士稱:「他只是說不合適。其實下月的更表已經編排,更表都是有我的名字,所以我覺得不存在,早已存心解僱我。」她說沒想到年關前被解僱。陳女士說:「這間公司我做了七年,都對著這班同事也很有感情。其實我對他們是連一個、讓我對他們說聲再見的機會,他都沒有給我,所以我覺得真的太絕情。」有大律師指現時相關指引不清晰,造成漏洞。大律師陸偉雄表示:「政府又沒有一個特定的指標,說居家隔離是一個病假的形式,所以如果僱主用這個居家隔離,沒有工人去工作而解僱他,你很難說是違反僱傭條例,最多是不合理解僱。」疫情兩年以來,政府多次呼籲僱主體諒僱員,彈性安排工作。但以葵涌邨今次爆疫,工聯會至少收到62宗求助或查詢,當中有26人要放無薪假。有立法會議員認為,反映政府單單呼籲並不足夠。

立法會議員陸頌雄指出:「是否都可以緊急立法,在一個強制隔離令期間,解僱僱員是一個犯法的行為呢?葵涌邨疫情差不多一個星期,政府還未有一個比較清晰的講法,是令人比較失望。」地區團體葵青街坊聯合陣線也發現,在二百名受訪葵涌邨居民中,有12人報稱因防疫限制被公司解僱或失去工作機會。 (10)


11. 葵涌邨疫情大爆發,至少三幢大廈被圍封5日或以上,有居民呻在禁足期間被公司解僱,其中包括一名在夏葵樓居住的居民,她在美孚的多多麵包店(Door Door Bakery)工作7年,被禁足後通知資方卻突遭解僱,質疑餅店是因為她無法上班而無理解僱,已向勞工處求助;惟麵包店發聲明指解僱決定是「個別員工表現問題」,與禁足無關。多多麵包店的聲明提到,經歷近幾年動盪及疫情,從未強逼員工放無薪假或扣減返工時間,若有員工與確診者同住一大廈亦可自行決定是否上班。聲明又指一直與員工共渡難關,生意縱使有影響下跌,從無炒過一個員工,目前的員工大多已工作十年八載,又比喻自己是解僱表現未如理想的家傭,卻被評為無良僱主,感無奈和心痛。被解僱的員工則指,是她被禁足而通知公司後才被解僱,僱主原本已安排了她的2月工作更表,反駁對方指「一早已準備解僱她」的講法。她亦向傳媒指出,工作7年從未收過公司警告信,亦無上級投訴她表現欠佳,認為餅店無理解僱,更指僱主拖欠她1個月代通知金、遣散費、長期服務金等共約6萬元。勞工及福利局早前在社交媒體發文,提醒僱主不應因僱員受隔離檢疫、限制與檢測宣告及強制檢測公告影響而將其解僱,否則或會構成不合理解僱。 (11)


12. 本港爆發第五波疫情,葵涌邨超過300多人確診,多棟大廈遭圍封強檢。有居於被圍封禁足的夏葵樓居民向《香港01》投訴,突遭工作7年、以手造鳥結糖聞名的美孚多多麵包店(Door Door Bakery)以「不適合」為由即時解僱,她強調7年來並無犯下大錯,質疑餅店因她無法上班而無理解僱,她已向勞工處求助,追討約6萬元的代通知金、遣散費及長期服務金等。多多麵包店在Facebook發聲明,否認因員工被禁足隔離而作出解僱,「近日都關注同事離職一事,重申只因個別員工表現問題,並不因禁足導致」,「本店為因此事故而被評為無良僱主,真真正正心感無奈……亦心痛為何一面之詞即可定性事件。」勞工處表示,不會評論個別個案,但提醒僱主應盡量諒解僱員在疫情下面對的實際困難,與僱員保持良好溝通,協商工作安排,不應基於僱員受隔離檢疫、限制與檢測宣告及強制檢測公告影響而把他解僱,否則或會構成不合理解僱。現正坐困葵涌邨夏葵樓的陳小姐向《香港01》表示,周二(25日)上班時曾向上司申報,居住的大廈預料將會被圍封禁足數日,她指上司當時覆稱「OK,無問題,咁過年後先再返工。」惟下班時經理及上司突然表示要將她解僱,原因是認為她「不適合」。陳小姐已向勞工處求助,處方稱若涉及不合理解僱會作出跟進,經計算後餅店尚欠陳小姐1個月代通知金、遣散費、長期服務金等,估算5萬至6萬元,陳小姐慨嘆,最壞情況可能要經勞資審裁處追討。 (12)


13. 疫情下政府對部分樓宇實施強制隔離,更有僱員需到竹篙灣接受隔離,惟市民未能向公司出示病假證明,憂慮遭公司扣薪、扣假。立法會人力事務委員會今日(4日)討論疫情下僱主和僱員的責任及權利以及向僱員提供的相關支援措施,多位議員促政府修改法例,將接受強制隔離的員工列作病假,為其發出病假紙。議員林振昇指,香港在面臨沙士肆虐期間,衞生署曾有指引,並發出病假證明書,質疑政府現時因為感染新冠肺炎人數眾多而「縮沙」。議員何俊賢則指出,中小企資源並非無限,政府需主動作出支援,企業才有資源體諒員工;議員朱國強亦建議政府在防疫抗疫基金中,承擔中小企對員工的病假薪金津貼。勞工及福利局局長羅致光指,明白時間緊張,但修訂相關條例需要經過政府內部研究及立法會討論等工作,會認真分析。他又稱現時政府正處理相關求助個案,亦會用心思考防疫基金的資源運用。(13)


コメント


結論から言うと、自身が住むマンションでクラスター発生もしくは、その疑いにより強制封鎖で数日隔離状態になる場合、雇用条例では対応する条項自体がない。政府の労工処によるコロナ禍での雇用主への雇用関係の柔軟対応の呼びかけ、指針の類があるだけで、法的拘束力はない。従って、それ自体違法にはならないので、合法ということになる。しかし、


この場合の盲点は雇用主には任意のシックリーブ付与や無給休暇扱いの解雇回避手段はいくらでもある(法廷で問われる)上に、行政長官にも緊急事態下での(まさにコロナ禍)緊急法(緊急情況規例條例)によるまずは立法会を介さない立法の行政手段で、コロナ検査のための強制封鎖中の解雇を法的に即時禁止することは可能である。実は可能な諸手段を故意に全然行使しないだけである。
日本でも、香港でも悪辣な人事的手段として、最も資本の負担のかかる整理解雇を整理解雇として行わずに、資本の側の剰余価値を減じない自己都合退職強要から僅かに負担のある普通解雇という形で人員を処分する手口がある。背景は、可変資本の支出を抑えるための経営側による人員整理の動きである。減らした人件費は、一時的には利潤増加の仮象になって現れる(資本の取り分)。これは、搾取する剰余価値を何も減少はさせず、残された職員の労働時間延長や労働強化で埋め合わせ以上はできる。つまり、一企業内での解雇は、そのまま他人事ではなく、その皺寄せはやがて他の残された職員たちに必然的に及ぶのである。であるから、労働者たちは全員団結しないで何か有利な状況など一つもないのである。この極端なケースでは、まず法的補償の不要な即時解雇(懲戒免職)を強行し、後から普通解雇だと資本の側が勝手な解釈をしているが、労働者は労働者、被害者側の立場と独自の解釈を堅持するべきである。労働問題で資本の側に合わせる必要など存在しない

コロナ検査のための強制封鎖中に当該職員を解雇というのは、条文や判例がない以上、不当解雇、つまりこの場合違法性ではなく、不合理という点が争点になる。これは、違法性であれ、不合理さであれ、労工処(政府)自体が判定できず、法廷にしか判定の権利が実はない。つまり、香港では大多数の労働問題のケースにおいて雇用条例は民法であり、労工処(政府)自体は任意の双方の調停しかできない。そこで解決にならないと、次は弁護士の立ち入らない労資審裁処での法廷(金銭解決が主)での解決しかない。このケースもこの大枠を出ない。


当該職員である陳氏は、さらに代通知金や遣散費や長期服務金などの未払いを指摘して争う姿勢を見せているが、留意するべきはこれらの未払い請求自体が解雇承認になっている点やMPFとの相殺問題である。これは、労資審裁処でも復職命令はやはり双方の同意という体裁を抜け出ていないから、せめて法定権益だけでも取得したいという意志である。それでも日本でも共通しているが、不当解雇自体を民事で争う場合は解雇に伴う法定権益以外の賠償請求(復職の代替として)を狙う道は残されている。この様に、不当解雇云々と代通知金や遣散費や長期服務金などの未払いは実は一見バラバラの別個の訴求であり、単なる混合処理はできない。なぜなら、不当解雇の争いと法定補償の未払い問題の争いは後者が前者を否定するので相反するからである。


しかし、総合して分析すると、


このケースでの雇用主側の真の違法性は法的補償を支払わなくて済む即時解雇(懲戒解雇)を無理押ししている点である。つまり、単に不当解雇の争いではなく、即時解雇の事由の証明の刑事責任欠如及び後に普通解雇だと言い訳した際の法定補償未払いの問題である。即時解雇の手続き、適用自体が不適切になされた点が問題の核心である。

香港内の報道は、この核心部分を著しく曖昧化している。一言で言うと、この場合即時解雇(懲戒解雇)の手続き、適用自体が既に違法なのである。(当該雇用主は、市民の非難の嵐の後、普通解雇だったと説明し前月の賃金を当該職員に既に支払っているというが、自身が即時解雇を不適切に行った点を自分で証明しているだけである)


本稿の執筆時点では、制度面での変化は2022年5月8日のブッダ生誕日が法定休日として所謂労工暇に追加された点である。


READ MORE:

Latest amendments to Labour Laws


NOTES

1. https://hk.on.cc, ON.CC, (January 26, 2022) '港府堅持動態清零市民硬食惡果 40%受訪基層月入不如去年.' Available at https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20220126/bkn-20220126165635320-0126_00822_001.html


2. https://hk.on.cc, ON.CC, (January 26, 2022) '再多3長者打針後2周內死亡 專家評估與疫苗無關.' Available at https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20220126/bkn-20220126173124304-0126_00822_001.html


3. https://www.rfa.org, Radio Free Asia, (January 20, 2022) '【杜耀明評論】「動態清零」無望「清零」 動搖經濟根本可憂.' Available at https://www.rfa.org/cantonese/commentaries/tym/com-01202022090719.html


4. https://www.rfa.org, Radio Free Asia, (January 25, 2022) '【鐵腕清零】民調:65%香港受訪者接受「與病毒共存」21%不接受.' Available at https://www.rfa.org/cantonese/news/htm/dphk-01252022122755.html


5. https://www.bbc.com, BBC, (January 26, 2022) '新冠疫情:奧密克戎會不會讓台灣放棄「清零」轉向「與毒共存」.' Available at https://www.bbc.com/zhongwen/trad/chinese-news-60123157


6. https://www.cnbc.com, CNBC, (January 25, 2022) 'Biden administration withdraws Covid vaccine mandate for businesses after losing Supreme Court case.' Available at https://www.cnbc.com/2022/01/25/covid-vaccine-mandate-osha-withdraws-rule-for-businesses-after-losing-supreme-court-case.html


7. http://opinion.people.com.cn, people.cn, (January 7, 2022) '堅持“動態清零”不動搖(人民論壇).' Available at http://opinion.people.com.cn/BIG5/n1/2022/0107/c1003-32325754.html

8. https://www.news.gov.hk, news.gov.hk, (January 4, 2022) '擴大疫苗氣泡下月24日落實.' Available at https://www.news.gov.hk/chi/2022/01/20220104/20220104_104319_940.html


9. https://www.bbc.com, BBC, (January 14, 2022) 'US Supreme Court blocks Biden's workplace vaccine mandate.' Available at https://www.bbc.com/news/world-us-canada-59989476


10. https://news.tvb.com, TVB, (January 26, 2022) '有葵涌邨居民報稱因居家隔離被解僱 議員倡緊急立法保障僱員.' Available at https://news.tvb.com/local/61f16c7ee774ffda53ba556c/有葵涌邨居民報稱因居家隔離被解僱-議員倡緊急立法保障僱員


11. https://hd.stheadline.com, Headline News, (January 27, 2022) '第5波疫情|葵涌邨居民工作7年突被解僱 麵包店東稱與禁足無關.' Available at https://std.stheadline.com/realtime/article/amp/1802928/即時-港聞-第5波疫情-葵涌邨居民工作7年突被解僱-麵包店東稱與禁足無關


12. https://www.hk01.com, HK01, (January 27, 2022) '葵涌邨|夏葵樓居民稱因圍封被解僱 僱主美孚多多:員工表現問題.' Available at https://www.hk01.com/社會新聞/729135/葵涌邨-夏葵樓居民稱因圍封被解僱-僱主美孚多多-員工表現問題


13. https://hk.on.cc, ON.CC, (February 4, 2022) '市民遭隔離未能上班恐被扣薪 政府擬修訂僱員條例.' Available at https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20220204/bkn-20220204141747361-0204_00822_001.html